縦の広がり・横の広がり=電子辞書(2004年3月)

とうとう電子辞書を購入しました。
電子辞書・電子辞書は紙を超えるのところでも取り上げましたが、実際使ってみるととても興味深く、新たな広がりを感じました。

電子辞書には紙の辞書に対するのと同じような愛着は感じられません。
長年使い込んだ紙の辞書は、たとえ同じ種類のものでも新しい辞書とは全く違って、私の辞書と言えるような愛着が湧いてきます。
しかし、電子辞書の場合はどれをとっても同じで、私のものという愛着が生まれにくいのが残念です。
これからまた進歩して、余白に書き込めたり、地図や年表、絵や図が豊富に入ってくるでしょう。

最初懸念していた、電子辞書では知識の広がりが限定されてしまうのではないかという点(電子辞書)については、新しい知識の広がりを感じました。
それは、紙の辞書では、調べようとする言葉と直接の関係ない、開いたページにある偶然的な記事や単語や絵が新しいヒントをくれることがありました。
これを横の広がりとしてみると、電子辞書ではそのようなきっかけは少ないものの、引いたものの記事の中から関連する言葉、事柄などをどんどん調べていくことができ、いわば縦の広がりと言えるような知識の広がりを感じました。

異辞書間のジャンプが容易にできるので連鎖的にどんどん引き続けられ、使い勝手はとても良いです。
キーボードはやはり少し小さいものの、両手を使って打ち込めるので安心しました。キーボードのブラインドタッチができればどんどん引くことができるでしょう。
小中学生には紙の辞書を薦めるものの、高校生からは電子辞書を活用することを薦めても良いと思いました。
さて、これからどんな発展があるのかとても楽しみになってきました。

Miyachi-Zemi

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