頭の良くなるBGM?(2019年2月)

勉強をしている時、どんな音楽をBGMとして流したらいいかと聞かれたことがあります。
集中する時は邪魔になるから何も聞かない方がいいよと、答えるのですが、単純作業や行き詰まった時は聞くこともあります。
だから色々試してみて自分にあったのを聞いたらと答えます。
ただアップテンポの曲はダメだねとも言います。

私の場合はクラシック音楽が好きですから話せば長くなりますが、子供たちには馴染みがないのでほとんど話しません。
クラシックなら、なんでも思考を邪魔しないかというとそんなことはありません。
いかついベートーヴェンなんて流したら交響曲はもちろん、ピアノソナタや、弦楽四重奏だって全くダメだし、モーツァルトを鳴らしたら逆にそちらに耳が行って邪魔されます。

私に関しては、バッハの音楽は不思議なことに邪魔をしません。
特に、グレン・グールドのピアノの2回目の録音ゴルトベルク変奏曲(ゴールドベルク変奏曲とも)は大きな音を響かせても大丈夫です。
同じく平均律ピアノ曲集などピアノ曲。
そして、シェリングやグリュミオ、ハジェットらの弾く無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ集。
マイナルディやシュタルケル、フルニエの弾く無伴奏チェロ組曲集。
これらの曲を聞いていると、集中して頭の中がスカッとしてきます。
この状態がアルファー波が出ている状態ではないかと思います。

また、パイプオルガンの重厚な響きもなぜか邪魔をしません。
ハイドンの何十とある弦楽四重奏曲、ピアノソナタ、バリトン四重奏曲、ピアノトリオなども、思考を邪魔せずBGMになります。
一度バッハを試してみてはどうでしょう。
でも、集中する時は何も聞かない方がいいのでは。

Miyachi-Zemi

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