都立高校入試状況の新しい流れ(2018年4月) |
偏差値50より上位の普通科高校の最終応募状況は全般的にわずかに上昇傾向にあり、依然高い人気を誇っています。
しかし、偏差値50より下の高校では軒並み応募者数が昨年より減っています。
さらに商業科全体では0.96倍(前年度1.16倍)、工業科1.06倍(同1.23倍)とほとんど全入に近い倍率となりました。
これは受験生がさらに高い学校に挑戦する傾向になったということと、私立高授業料助成金制度を使って私立高校に入ろうとする傾向が強くなったということでしょう。
偏差値50より下の受験生の中には授業料が軽減されるなら、より早くより確実に合格できる推薦入試に回ったと言えるのではないでしょうか。
4月から始まる各私立高校の学校説明会でのデータの分析を待ちたいと思います。
また私立高校の中では大学付属の人気が高まっています。
新しい大学入試に対する不安から大学付属にという傾向でしょうか。
この傾向は私立中学入試にも表れていて、付属校の人気が上昇しています。
来年受験を控える生徒諸君は、目標校を設定し、逆算していつどのような勉強すべきかという計画を早く立てて実行していく必要があります。
さあ、この一年頑張りましょう!
Miyachi-Zemi